About
全国の村落や都市を巡る。
そこに建ち並ぶ民家がつくる集落、時代を経る中で発展し、変化し続ける建築や都市——
そうした人びとが生きる場所を歩き、その土地に積み重ねられたくらしやそこで紡がれる知恵を紐解いている。
そして、博物館の学芸員として、展示やさまざまなメディアで伝えている。
さっと見る人にも、じっくり見る人にも届くように——
その表現のカタチは一つではない。
対象が持つ層の深さに応じて、最適な手段を選ぶ。
研究すること、伝えること、そのためのツールをつくること。
これらは別々の活動ではなく、
「モノ・コトの〈厚み〉を紐解き、伝わるカタチにする」
というひとつの営みの中にある。
〈厚み〉を紐解き伝わるカタチにする
読み解く
- 建築史研究
- 民家・集落・都市
- フィールドワーク
実感が表現を導く
伝える
- 博物館・展示設計
- 講演・執筆
- 二層構造の表現
伝える課題が手段を生む
つくる
- GIS・3Dデータ
- ウェブツール開発
- デジタルマップ
技術が新たな視点を開く
Profile
鈴木 明世
Akiyo SUZUKI
北海道博物館 研究職員
建築史家。 1994年、東京生まれ。2018年、早稲田大学創造理工学研究科建築学専攻修了。同年より北海道博物館研究職員。また、千年以上にわたって生活と生産が存続してきた地域〈千年村〉を研究する千年村プロジェクトに参画。
現職では、野外博物館北海道開拓の村の歴史的建造物の維持管理を担いながら、北海道への移住者が故郷から持ち込んだ住まいのかたちや文化とその変容について研究している。
「人びとの生きる場所」を軸に、建築史、都市史、領域史、集落地理学の視点から、集落や都市の歴史の積み重ねを解き明かす。また、博物館の現場から、研究成果を展示や講座で伝えるとともに、3Dデータ・ウェブツールの制作など、デジタル技術を用いた表現にも取り組んでいる。
主な委員 日本建築学会北海道支部歴史意匠専門委員会委員、小樽の歴史と自然を生かしたまちづくり景観審議会委員、など。